今週の展示冷蔵庫は、前回のメロンに続き西瓜の特集です!
まずは小玉西瓜からご紹介。
上記3点は西瓜の中でも小玉西瓜ではありますが、皮のギリギリまで果肉があり食感も大玉に近いシャリ感があります。たしかに断面写真を見ても白い淵の部分が少なくて食べ応えがありそうです。最近は少人数の世帯が増えたこともあり、小ぶりな冷蔵庫にも保管しやすい小玉西瓜はとても需要があるそう。西瓜のジューシーな甘みを手軽に楽しめるのは嬉しいですね。
【金福すいか】見るからに目を引く、黄金色に輝く皮と果肉の鮮やかなピンク色が美しいすいかです。なんと3年をかけて開発された福井県の新品種とのこと。冷蔵庫には展示しておりませんが揃いで開発された緑の皮に黄色の果肉の銀福すいかもあるそうです。種も少ないので贈答用に喜ばれそうですね。
ここからは大玉の西瓜をご紹介していきます。
【筑波の香】西瓜の産地として有名な鳥取県産の大玉西瓜です。その名が表す通り濃厚な香りが魅力とのこと。
【でんすけすいか】大玉の中でも黒くてひときわ迫力ある大きさののでんすけすいか。喜劇俳優 故・大宮敏光さんの舞台名「デン助」の人気にあやかる意味と、米に代わり田を助ける転作物「田助」という意味が込められているそうです。
【ブラックジャック】縞がなく、黒っぽい見た目からすでにインパクトのある商品ですが、こちら、実は種なし西瓜なのです。西瓜のみならず種がある果物を種なしに品種改良・栽培するのはとても大変なことなのですが、味や食感を落とさないよう改良に改良を重ねた逸品だそうです。
【サンダーボルト】黄色西瓜は味があっさりしていそうというイメージを覆す、コクのある甘みを持つ大玉西瓜です。 黒い皮の中から鮮やかな黄色の果肉が出てくる外見はまさにサンダーボルト!インパクトがありますね。
市場でも取扱量が増え始めるこの時期、場内に水気のある甘い香りが漂っていることもしばしば。いよいよ夏の訪れを感じてわくわくしてしまいます。昔と比べると外皮も薄くなり糖度も増し、外見も目をひくものが増えてかなりの進化を遂げている夏の風物詩西瓜。色々食べ比べて好みの一品を見つけてみてはいかがでしょうか。