今年は例年より気温が高い日が続き、10月だというのに薄着で過ごすことも多い日々でしたが、ここ数日は気温も下がり、やっと本格的な秋の訪れを感じるようになってきました。
市場にも、全国から秋の旨味が詰まった美味しい食材たちが続々と届き始めています。
今週は、その中でも野菜を中心にご紹介致します!
まず、秋といえば思い出すのがさつまいもではないでしょうか。
食感がしっとりなめらかなもの、ホクホク甘いもの、どちらも人気がありますね!
焼き芋屋さんが通るとつい呼び止めたくなってしまいます。
きのこ狩りも秋の行楽としてよく親しまれていますね。
シャキシャキコリコリしたはなびらたけ、ジューシーでぷりっとした大黒本しめじ、肉厚で歯ごたえの良い雲太(うんた)とバリエーション豊かなきのこたち。
きのこ類は疲労回復効果のあるビタミンB群や食物繊維が豊富ですのでぜひ食卓に取り入れてみてください。
いちじく、にんじん、さんしょにしいたけ~♪の数え歌にも登場する「むかご」。
ポップの解説にもありますが、山芋の葉の付け根に生える球状の芽がむかごです。
よく見てみるとたしかに小さな里芋やジャガイモのよう!
調理するとちゃんと芋類特有のホクホク感があって美味しいです。
最後は、実の強烈な臭いに参ってしまった経験のある人もいるのではないでしょうか(笑)、イチョウと共に秋の訪れを感じさせてくれる銀杏です。
実は、私たちが食べているあの黄色い実は種のさらに中の仁 (胚乳種)と呼ばれる部分だそうです。
銀杏は以前にも免疫力アップに効果的ということでご紹介させていただいたことがありますが、種の中身ですからそれは栄養価も高いはずですね。納得です。
ご家庭でもこちらの方法で、殻付きの状態から調理できるようです。
種を入手できることがありましたらぜひこの方法でチャレンジしてみてください!
秋は、作物自身が長く厳しい冬を越えるために自らの中に養分をため込むので栄養価の高いものが多いと言われます。また、食べると身体を温めてくれる根菜が多く採れる季節でもあります。
コロナウイルスに加え、もうすぐインフルエンザ流行の時期もやってきます。
旬の食材を積極的に取り入れて、寒さや病気に負けない身体を作っていきましょう!