ゴールデンウィークも終わり、やや汗ばむ暑さの日も増えてきました。
まさに初夏といったこの時期に旬を迎えるのが「びわ」です。
びわの旬は、品種や栽培地によっても変わってきますが平均的には5月中旬あたりからと言われています。
ということで、今回の展示冷蔵庫は『びわ特集』です!
こちらは千葉県産「房州びわ」です。
大粒で肉厚な果実は、さっぱりとした甘みとみずみずしさがあります。
明治42年から皇室への献上品になっているという、歴史もあり品質も素晴らしい逸品です。
こちらの「麗月」は、長崎県で2005年に誕生した比較的新しい品種です。
画像から伝わるでしょうか・・・他のびわのようなオレンジ色というよりは、薄黄色寄りの白味の強い色が特徴で、白びわとも呼ばれているそうです。
14~16度と高めの糖度で、酸味と甘味のバランスがほどよい、生食に適した品種です。
時期限定の希少品のようで、撮影に訪れた際には展示品の化粧箱が売れてしまっていました・・・残念!
他にも様々な種類のびわが展示されていました。
びわは、栽培が本格化した江戸時代には初夏の風物詩として親しまれており、びわの葉を煎じた枇杷葉湯は夏の食中毒予防に一役かっていたようです。
カリウムも豊富ですので、汗をかきやすくなるこの時期には熱中症予防としてもおすすめの果実です。
独特のさわやかな甘さとみずみずしさをぜひ味わってみてください。