8月31日は語呂合わせで「野菜(831)の日」に制定されていることをご存じでしょうか?
野菜の日が制定されたのは1983年とのことで、なんと約40年近くも歴史がある記念日なんですね!
今週の展示冷蔵庫では野菜の色に着目し、色とりどりの野菜を特集しております。
6色に分けた中から1色ずつご紹介していきます!
白色の野菜には、体内の塩分と水分バランスを整える「カリウム」や、身体の毒素を取り除いてくれる「食物繊維」が豊富に含まれています。身体をスッキリさせてくれるので、むくみが気になる人に特にオススメの食材です。
緑色が濃い野菜に多く含まれている「光合成色素 クロロフィル」には、身体をリラックスさせる効果や疲労回復効果があります。その他、デトックス作用があり、サプリメントにも使われるほど栄養価が高い緑色の野菜。積極的に摂りたいですね。
季節を問わず店頭に並び、「台所の強い味方」とも言える茶色の野菜。淡白な味わいのものが多いので色々な食材と合わせやすいのも魅力です。加熱してもビタミンCが壊れにくいジャガイモや、腸活に大活躍のキノコ類、食物繊維が豊富なゴボウなど、栄養面でも私たちの強い味方になってくれる野菜たちです。
赤色の野菜の代表トマトには、強い抗酸化作用のある「リコピン」が豊富です。がんや生活習慣病の予防、コレステロール値の減少などが期待できると言われています。また、食材としてはひときわ目を惹く色でもありますので、食卓に加えると一気に華やかになりますね。
最近は視力を回復させるとのことで話題になるアントシアニン。ブルーベリーに多く含まれることはよく知られていますが、そのアントシアニンは赤・青・紫などの色素の元になっているものです。特に茄子の皮に含まれるアントシアニン系ポリフェノールは「ナスニン」と呼ばれ、眼精疲労回復効果や高酸化力が高いとのこと。夏から秋にかけての美味しい茄子たち、ぜひ皮つきで食べてみてください。
ビタミンを多く含む野菜は多いですが、黄色の野菜にはベータカロテンも豊富です。ベータカロテンには高い抗酸化作用と肌の代謝を高める効果があり、美容業界でも注目されている成分だそう。また緑の野菜などと比べると糖分も多く、甘みを感じやすいものが多いようです。食事だけでなくスイーツにも利用しやすい振り幅の広さがありますね。
改めて見てみると、本当に個性豊かな野菜たちがたくさんいることに驚きます。
食卓での色合わせを想像しながら献立を考えてみるのも楽しいかもしれません♪